◆1番(
時田洋輔君) では、具体的にお伺いいたします。
先ほど言いました、
交通事業者とは、
交通局とは
公共交通の
あり方で
総合政策部と一緒になって、本当にこう、宇部市の
公営企業も
市長部局も一緒に合わせた大きな政策だと思うのです。今回のこの条例の
改正案を見てみますと、
公共交通の
あり方というのは、ぱっと見てわからないのですが、今までは
総合政策部で──今までの条例にも
そのものは出てきていませんが──今までは
総合政策部でやっていましたね。ということで、
交通局には、今回のこの
条例案に対しての相談というか、協議というか、
公共交通全体の
あり方、政策、一緒にやっていく上で、やはりパートナーというか、同じ行政ですから必要だと思うのですけれど、その辺の協議、
相談等はあったのでしょうか。
◎
交通事業管理者(
福本幸三君) お答えいたします。
連絡会議等で
十分説明は受けておりますので、承知をしております。 以上です。
◆1番(
時田洋輔君) はい、わかりました。 それだけ、とにかく大幅な改正になります。この
分掌事務を見ても、今ある
分掌事務といろいろ変わっていたりいたしまして、本当にどれだけの業務になってくるのか、どの業務が減ったり、どの業務がふえたりとか、全体の
業務量というのが、やはりこれだけでは
見通しがつかないところがあります。大きなところに影響が出るのではないかなと思いますが、もう一度、再質疑で、いろいろ協議はされたということですが、今回の
大幅改正によって、
定員適正化計画は今年度で、たしか、今の計画は終わりですよね。これにあわせて、次の4月からの
定員適正化計画、もしつくるなら始まると思うのですけれど、定員は、本当に十分、大丈夫なのか。今の、どんどん減っている中で、もし
業務量がふえると予測するなら、定員はふやさなければならないと思いますし、それの
整合性というのはとれているのでしょうか。
◎
総務管理部長(
床本隆夫君) お答えいたします。 新組織における人員配置につきましては、現在の職員配置の体制をベースに考えるわけでございますが、
組織再編に伴います所掌
事務事業や予算等の変更要素から、各部署の
業務量等を勘案しながら、職員の適正配置に努めまして、対応しているわけでございます。 また、今後の定員管理につきましては、この平成29年度中に新たに作成いたします
定員適正化計画によりまして、平成30年4月から平成34年4月までの4年間を定める計画を立てるわけですが、この計画におきまして、新組織における配置体制、これをベースにしまして、今後の人口減少やそれに伴います税収減、さらには、増加する行政需要、地域課題等に対応できる適切な定員管理のほうを行っていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。
◆1番(
時田洋輔君) 今後の人口減とか税収とかおっしゃいましたけれど、まず、4月からこの
条例案がこのまま通れば、この事務で始めなければならないのですよ。この事務が、この業務が執行できるのかどうかという視点で定員、人員配置を考えていかないと、今足りなくても将来どうこうなるという話ではないと思うのですよ。そういう、今が進まないような定員、人員配置でスタートさせようとするなら、それは大きな間違いですし、また、さらなる残業や、本当に職員の働き方に対しての大きな問題が発生すると思います。そこは真剣に考えるべきだと思います。 それで、ちょっと戻りますが、第3点の
後期実行計画との
整合性ですが、
後期実行計画の
骨子案によると、
農林水産業の振興、6次
産業化の推進というのがありまして、この中では、農林水産物の加工やブランド化に向けてとか、戦略的に農林水産物、地産地消とありますが、今回の提案されている
条例案では、
先ほど壇上で少し述べましたが、農林振興、農業政策に関することは北部・
農林振興部となって、北部と一緒なのですよね。効果的・効率的にというふうにおっしゃっていましたが、商工水産部と農林振興というのは、もう別々のところになっています。6次
産業化は商工水産部のほうですが、この
後期実行計画、効果的・効率的に行われるのでしょうか、この提案で。
◎
総務管理部長(
床本隆夫君) お答えいたします。 私も、前職は
産業振興部長をやっておりまして、商工関係と農林関係を同時に持っていたところでございます。今、産業関係につきましては、非常に課題、
業務量もふえているところでございます。そういった中で、より産業を活性化するためには、こういった形で、きっちりその中で所掌事務を分けて、より効果が出るようにしたいと考えた部分が1点でございます。そういった意味で、県、その他市町村の中にも、商工労働部と農林水産部が分かれているところは非常にあるところでございます。 そういった中で、今現在、
産業振興部の中の農林関係は
北部総合支所に分庁という形で入っております。既に農林関係は北部のほうに行っておりまして、やはり作業は北部でやるが、なかなか、決裁関係に関しましては、こちらのほうに来なければいけないという事務的なロスがございます。 加えて、北部の振興を図るためには、北部はやはり宇部市の地域資源、農業関係を中心とした地域資源が非常に重要なもので、これを起爆剤として活性化が図られるべきだと考えております。そういった意味で、北部地域の振興強化、加えまして、事務の効率的、そういったものを踏まえまして、このたび
産業振興部のほうを再編しまして、北部の総合支所機能とあわせて、北部
農林振興部を分けたところでございます。 以上でございます。
◆1番(
時田洋輔君) いろいろとお伺いしましたが、以上で質疑を終わります。ありがとうございました。
○議長(
杉山孝治君) 以上で、
時田洋輔君の質疑は終わりました。 これにて質疑を終結します。 ただいま議題となっております議案第90号から第98号まで及び報告第4号については、お手元に配付しております議案等付託表のとおり、それぞれ所管の常任
委員会に付託します。────────────────────────────────────────
○議長(
杉山孝治君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これにて散会いたします。───── 午前10時32分散会 ─────────────────────────────────────────────
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 平成29年12月13日 宇部市議会議長 杉 山 孝 治 宇部市議会議員 真 鍋 恭 子 宇部市議会議員 笠 井 泰 孝...